どうも、最近ものが多くて困っている、グレ吉です。
でも、モノが多いせいで、
「ほしいものが見つからない…」
「探してるけどめっちゃ時間かかる」
と思っています。その時は
「ちゃんと片付けないと」
とか思って、ちょっと片付けても、すぐに元通り(笑)
という感じで、一生のうちにもの探す時間に奪われているんだろうと感じます。
ただ、いざ捨ててしまおう!と奮起しても
「まだ使うかも」とか「高かったし」とか思いつつ捨てることにも分切りがつかない!
と、そのようなときにこんな本に出合いました。
「ぼくたちに、もうモノは必要ない-断捨離からミニマリストへ-」という本です。

1.本の概要紹介
この本は、2015年に出版されました。
作者は佐々木典士さんで299ページある本です。ページ数は多いように感じますが、とても読みやすく、2時間程度で読むことができました。
<佐々木典士さんについて(HPより)>
1979年生まれ。香川県出身。学研『BOMB』編集部、『STUDIO VOICE』編集部、ワニブックスを経てフリーに。初の著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(ワニブックス刊)は16万部突破、20カ国語へ翻訳。
Twitterもされているので、興味のある方はご覧ください→@minimalandism
<書籍の目次>
【第1章】なぜ今、ミニマリストが生まれたのか?
【第2章】なぜ、モノをこんなに増やしてしまったのか?
【第3章】モノを捨てる方法最終リスト55!!
さらに捨てたい人へ追加リスト15!!&「捨てたい病」への処方箋
【第4章】モノを捨て、ぼくが変わった12のこと
【第5章】幸せに「なる」のではなく「感じる」
2.この本で感じたこと。
この本は、いろいろと気づきを与えてくれたのですが、私が一番刺さった言葉をご紹介します。
“何の目的のためにたくさん必要でないモノを持とうとするのか。
そこまでモノを持ちたい「目的」とはなんなのか?結論から言おう。
それは「自分の価値を伝える」目的だ。
ぼくたちは自分の価値を、モノを通して誰かに伝えようと必死なのだ。”
(本文より引用)
この文章に、私もハッとさせられました。
服であったり、本であったりと物は増えますが、心のどこかで
「これで周りの人に認められる」
「いいものを持っていることを自慢したい」
など、モノの価値を通して自分の価値を伝えようとしていることに気づきました。
例えば、以前の私は本棚に本をいっぱい並べて「これだけ勉強しているのだ。私って知的でしょ?」ということをアピールしたかったのでした。
ただ、その中には「読んでいない本」「途中で挫折した本」もあり、ただその空間にいるだけの本もあったりしています。
この本を読んでから
「本当に必要な本はそれほどないのではないか」
と考えられるようになり、他人にアピールするだけの本は捨ててしまおう!
と思えるようになって、30冊以上の本を捨てたり売却することができました。
3.書評まとめ
この本は定期的に読むことで、片付けがしたくなる本です。
モノが多いとお悩みの方は、ぜひ読んでみていただければと思います。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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